●オステオパシーを、専門の学校で勉強したい方へ
~日本における統合医療・予防医学の、新しい未来に向かって~
これから先の未来、医療の分野においては、
西洋医学と、補完・代替医療のそれぞれの長所を
活かし、
互いに補い合ってより良い健康を目指す、
と言われています。
このような状況の中、患者さんのニーズの高まりから、
“筋肉や骨格、内臓や、頭蓋領域までカバーする
統合的な補完医療、予防医学”である、
オステオパシーの役割は、これから、ますます高まって
いくと思われます。
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古くは、明治・大正の時期に既に日本に紹介されていた
オステオパシーが、
増え続ける患者さんのニーズに反して、なかなか広まら
なかった理由は、色々とあると思いますが、
その理由の一つに、“習得の難しさ”があると言われて
います。
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筋肉や骨格だけではなく、内臓、頭蓋、のそれぞれの
領域で、必要となる医学知識、要求される触診技術も
異なる為、
“オステオパシーは習得が難しい”という印象があった
のかもしれません。
日本において、オステオパシーを学ぼう、とした場合、
色々な方法、選択肢があると思いますが、
“海外のオステオパシー教育機関で要求されている
学習内容を学んでみたい”
と思った場合、
海外のオステオパシーの学校に留学して勉強するしか、
方法がありませんでした。
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そのような状況の中、今から15年前の2009年、
フランスの伝統あるオステオパシー教育機関である
“A.T.スティルアカデミー”とほぼ同じカリキュラムを
日本にいながらにして学ぶことが出来る、という、
日本初の試み、
が、スタートしました。
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医療資格者や、日本の養成校の卒業生など、入学条件を
満たしている方を対象にした、5年制の学校で、
フランスの“A.T.スティルアカデミー”から
フランス人講師が定期的に来日し、
4日間の集中講義を年に6回、5年間かけて学ぶことで、
現在続けている医療の仕事に携わりながら、
オステオパシーの専門教育を受けれるようになっています。
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5年生の最後には、フランスのA.T.スティルアカデミー
にて、最終試験となる臨床試験、“クリニカ”が行われ
ます。
試験官3名(医師1名、オステオパス2名) の前で、
実際にフランス人の患者さんを治療し、試験官の
審査を受けます。
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この審査に合格すると、“Diploma of Osteopathy”
(フランスのオステオパシー資格取得者)が授与されます。
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私も、今から15年前の2009年、第1期生として入学。
フランスのオステオパシーのカリキュラムによる、
5年間の専門教育を受け、
2014年に、最終試験を受ける為に渡仏。
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おかげさまで、無事、クリニカの審査に合格し、
“Diploma of Osteopathy”を習得することが
できました。
日本にいながら、海外の教育機関のカリキュラムを学ぶ |
日本でどのようにオステオパシーを学ぶか、
方法や選択肢は様々ですが、
もし、
“海外のオステオパシー教育機関で教えられている
学習内容を、日本にいながら学んでみたい”
と思われた方がおりましたら、
こちらのサイトをご覧になってみてください。
『スティル・アカデミー・ジャパン』(Still Academy Japan) もし、現在、
日本における“統合医療、予防医学”の
新しい未来を創っていきたい、
という、志のある方がいらしゃいましたら、
我々と一緒に、
新しい未来を創っていきませんか?