オステオパシーは、優しい手技で、からだに備わる治癒力を手助けし、赤ちゃんや小児、産前/産後の女性の健康増進にも大きく貢献します。 
オステオパシ-・クリニ-ク
さかもと治療院
-Clinique Ostéopathique-
“からだは自己治癒力を持っている”
“症状にとらわれず、真の原因を見付けて治療し、あとは、からだにまかせなさい”

 
    / A. T. スティル ( 医師・オステオパシー創始者 )
          骨折後”のオステオパシー的ケア 
 
       【からだに残った怪我の記憶】 (その2)
 
 
 
    骨折した部位に起きている現象
  

 
通常、骨折した場合は、整形外科で整復・固定し、
 
骨が再び付くのを待ちます。
 
 
 
その固定した部位を『オステオパシーの診かた』

で診ると、
そこには、3つの現象が同時に
起きている

事が分かります。
 
 
 
①骨折した“骨の中の血液の流れ”が滞っている
 
②骨折部位の周辺が腫れて、パンパンに“むくんでいる
 
③骨折の衝撃で“別の部位の関節にも、歪みが生じている
 
 
          *
 
 
骨折後”のオステオパシー的ケア では、
 
骨折後のからだに起きている、この3つの現象
 
改善する事で、
 
 
骨折部位の修復を助け、リハビリのしやすさを高めて、
 
骨が付いた後の可動域の回復、を助けます。
 
 
 
 
    骨折部位の“むくみ”を取る事の重要性
 
 
 
骨折後の早期回復にとっては、
 
特にの、パンパンに腫れている“むくみ
 
を、出来るだけ早く取ってあげる事が大切
 
です。
 
 
それには、2つの理由があり、
 
 
・1つは、
 
むくみがあって、古い血液がいつまでも残っていると、
 
骨折部位に新鮮な動脈血が流れ込むのを邪魔して、
 
折れた骨の修復を遅らせる事、
 
 
 
・もう1つは、
 
骨がくっ付いた後に、パンパンにむくんだ状態のまま
 
可動域回復の為のリハビリをしても、
 
 
むくみが邪魔をして思うように動かず、
 
思ったような成果が上がらない為です。
 
 
          
 
          
  
骨折後”のオステオパシー的ケア では、
 
骨折部位周辺の、心臓へ戻る血液の通り道である、
 
静脈(じょうみゃく)血の排出路開けて、
 
 
むくみが早く取れるように、手助けしてあげます。
 
 
          *
 
  
また骨折後のからだに起きている3つの現象

他の2つ、
 

 
①骨折した“骨の中の血液の流れ”が滞っている
 
 
③骨折の衝撃で“別の部位の関節にも、歪みが生じている

 
 
のを、同時に良くする事も、


骨折部位の“早期修復と、良好な可動域の回復”

の為には、
非常に
重要となります。
 
 
 
    +1【もう1つのチェックポイント:骨の“たわみ”】
  
 
骨が完全にくっ付いた後は、
 
 
骨折後”のオステオパシー的ケア の最終段階、
 
『骨の力線(りきせん)』をチェックします。
 
 
骨の力線とは、骨にかかる力の線の事です。
 
 
          *
  
 
生きている骨は、ある程度の弾力性があり、
 
力がかかると、たわむ”ようになっていま
 
す。
 
 
骨は、この“たわみ”で、衝撃をうまく逃がし
 
ているです。
 
 
          *
  
 
骨折してくっ付いた部分は、他の部位に比べて
 
固くなり、
 
たわみが少なくなってしまっている場合があります。
 
 
 
その場合、骨に力がかかった衝撃を逃がしきれず
 
骨がくっ付いた後も痛みが残ったり、
 
 
からだの他の部位が衝撃を引き受けるので、
 
骨折した所と違う部位に、様々な負担がかかって
 
しまう事があります。
 
 
          *
 
 
骨折後”のオステオパシー的ケア では、
 
骨のたわみをチェックし、
 
 
固い場合は、骨内の治療をして、骨のたわみや

弾力性を
出来るだけ回復させ、
 
 
骨にかかる衝撃を、再び逃がせるように手当てを
 
します。
 
 
 
          
    骨折部位の“早期修復と、良好な可動域の回復”を目指して
 
 
 
 以上のように、オステオパシーでは、
 
 
●骨折直後~固定が取れるまで
 
●固定が取れてから~リハビリ期間中
 
 
この2つの期間に、それぞれ必要な手当てを
 
する事で、
 
 
骨折部位の早期修復と、リハビリでの良好な
 
可動域の回復を、目指しています。
 
 
 
 
 
【注:】
 
「骨に傷が付く」という観点からは、歯科治療の
 
インプラントも同様であり、
 
 
上記の原則と同じ手当てをする事で、
 
インプラント術後の、良好な回復を手助けします。
 
 
 
 
 
 


  
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