オステオパシーは、優しい手技で、からだに備わる治癒力を手助けし、赤ちゃんや小児、産前/産後の女性の健康増進にも大きく貢献します。 
オステオパシ-・クリニ-ク
さかもと治療院
-Clinique Ostéopathique-
“からだは自己治癒力を持っている”
“症状にとらわれず、真の原因を見付けて治療し、あとは、からだにまかせなさい”

 
    / A. T. スティル ( 医師・オステオパシー創始者 )

   全身のバランスにおける足の重要性

  日々の臨床で感じている事


 これまで、オステオパシーの治療を通じて、

 多くの患者さんを診させていただきましたが、


“足のアーチの異常や、足首の歪みが発端と

 なって、からだ全体の重心バランスが崩れて

 いる方が多いな”



 と感じます。

           *


 例えば、家を建てる時に、土台が傾いていると、

 必然的に上の建物も傾いてしまいます。


 これと同じように、人間が立ったり歩いたり

 する時に、


“土台である足が地面に対して、まっすぐ接地

 できないと、


 目線を水平にする為に、からだを傾ける事で

 バランスを取り始める”

 のです。

           *


 これを、からだの“補正作用”と言います。



  足の甲の小さな骨の動きの重要性


 足の甲には、小さな骨が並んでいます。


 この小さな骨が僅かずつ動いて、

 地面からの衝撃を吸収しています。



 捻挫(ねんざ)など、足首の怪我をした場合、

 この小さな骨の動きがブロックされて

 しまう事があります。

           *

 炎症がおさまれば、捻挫の痛みは取れますが、


 小さな骨の動きが、ブロックしたままの状態に

 なってしまう事があります。

           *

 この小さな骨が動かなくなると、足のアーチが崩れ、


 地面からの衝撃をうまく吸収出来なくなったり、

 足をまっすぐ接地出来なくなったりします。


           *


 特に“ハイヒールなど、踵の高い靴を履く機会の

 多い女性”
は、


 いつも、つま先の方に体重がかかっている為、


“この小さな足の甲の骨が、ギチギチに詰まって

 動かなくなっている”
ケースが、非常に多く

 見られます。



 
  全身のバランスに影響を与える“足の歪み”


 からだの土台である足のバランスが崩れると、


 その影響は1つ上の関節や、膜を通じて、

 上へ上へと登って行きます。



 膝、股関節、骨盤、脊椎、などの骨格系を

 歪ませるだけではなく、

 
 腹部や胸部の内臓、血管や神経をも引っ張り、


 さらに、頭蓋や顎(がく)関節にまで影響を

 及ぼしているケース
もあります。


         *


 ひどい生理痛で悩んでいる、という

 患者さんに、


 ①足の歪み
 ↓
 ②足の筋膜の緊張
 ↓
 ③骨盤内の膜のねじれ
 ↓
 ④子宮や卵巣動脈の循環制限


 という連鎖が見付かり、
それらを
 
 解放したところ、
 
 
 生理痛がまったく起こらなくなった
 
 ケースもあります。



  原因を治療する事の重要性

 この場合、症状の出ている部位は結果に

 過ぎません。


 原因は、症状の出ている部位では無く、

 ①の“足の歪み”にあります。

         *


 全身のバランスを回復させる為に、

 まず第一に、足の歪みを取り除き、

 
 足を再び、まっすぐ接地出来るように

 してあげる必要があるのです。
     

         *

 土台がきちんと整うと、上の構造は自然に

 バランスが修正されていきます。



         *


 足を治療する事で肩が上がりやすくなったり、

 腰痛や頭痛、生理痛が改善したりすると、

 皆さん一様に不思議そうな顔をされますが、



“からだの繋がりを診ていく”と、


 何ら特別な事では無い事が

 お分かりいただけると同時に、

 

“全身のバランスにおける足の重要性”を、

 理解していただけるのではないでしょうか。




  足の歪みが全身に影響を及ぼしていた実例




   検査をしても、異常が無い“生理痛” 世田谷区 30代 女性 

   【基本治療】 ~子宮の循環と、子宮動脈の重要性~





  
突発的な耳鳴り 目黒区 30代 男性 『頭蓋仙骨治療』






       
産後の腰痛(その1) 目黒区 30代 女性  【基本治療】










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