オステオパシーは、優しい手技で、からだに備わる治癒力を手助けし、赤ちゃんや小児、産前/産後の女性の健康増進にも大きく貢献します。 オステオパシ-・クリニ-ク さかもと治療院-Clinique Ostéopathique- “からだは自己治癒力を持っている” “症状にとらわれず、真の原因を見付けて治療し、あとは、からだにまかせなさい” / A. T. スティル ( 医師・オステオパシー創始者 ) |
《 病院の検査の結果 》
血液検査や、他の医学検査では特に異常なし。
《 オステオパシーの診断で見つかった機能障害 》
・尾骨の曲がりによる、自律神経節への刺激
・尾骨から脊髄の硬膜を通じて頭全体が下に
引っ張られ、頭蓋の自律神経の出口を緊張
させている。
*尾骨は、イスに座る時や出産時に、若干ですが
動きます。
特に出産時には、尾骨が後ろに動く事で、産道を
広げるのを手助けしています。
この方はおそらく、出産時に動いた尾骨が
元に戻らなくなってしまったと思われる。
*尾骨の前には自律神経の節があります。
また、尾骨は、脊髄の硬膜を通じて、脳まで
膜でひとつに繋がっています。
*この方は、出産後も尾骨が曲がったままに
なっている為、尾骨の前の自律神経節が
引っ張られていました。
さらに、尾骨の曲がりが脊髄の硬膜を通じて
頭全体を下に引っ張り、
頭蓋の自律神経の出口にも影響を与えて
いました。
《 オステオパシー治療の内容 》
・尾骨を優しく矯正し、交感神経節を解放。
その瞬間、
尾骨から脊髄の硬膜を通して強く下に
引っ張られていた、頭全体の緊張が
フッとゆるむ。
・【頭蓋仙骨治療】で頭蓋全体をリリース。
副交感神経の迷走神経の出口を解放して
治療を終える。
この方は治療の翌日から、劇的に症状が
改善したとの事。
実際には、今回が3回目の治療であり、
前回、前々回の治療では、尾骨の曲がり
は検出されなかった。
おそらく、初回と2回目の治療で
からだの中の膜のねじれが取れた為、
3回目の今回で初めて、大元の歪みであった、
尾骨の曲がりが出てきたと思われる。
*【頭蓋仙骨治療】の詳細は、
【頭蓋仙骨治療】をご希望の方へをご覧ください。
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