●院長プロフィール
私とオステオパシーとの出会いは、今から26年ほど前に遡ります。
その時の私は、すでに治療師の国家資格を取得し、治療の仕事に
携わっていました。
しかし、目の前の患者さんに思うように結果が
出せず、ひとり悩む毎日でした。
『この患者さんをもっと良くする方法は無いものか ?』
という、怒りにも似た気持ちを抱えながら、
日々の治療をこなす、苦しい毎日でした。
私がオステオパシーと出会ったのはそんな時でした。
全国から治療師が集まるオステオパシーの勉強会で、
オステオパシーの医学的、科学的な診断・治療を知り、
心の底から感動しました。
『 自分の求めていたのはこれだ! 』
勉強会では、オステオパシーの基礎理論と基礎実技を
3年かけて学び、のべ数千時間のトレーニングを継続
しました。
特に全身骨格模型、いわゆるガイコツ模型を使った
トレーニングでは、
人体の骨格の構造・動きを、手と身体で覚えるまで、
徹底してトレーニングしました。
( あちこち補修したり、所々に書き込みをした、
そのガイコツ模型は、今は患者さんへの説明用
として活躍しています。)
*
臨床の現場では、オステオパシーの教え通り、
からだの自己治癒力をサポートするように
手当てを施すと、患者さんの症状が改善する
ようになり、
アメリカやヨーロッパで、医療として発展して
きた、オステオパシーの理論、哲学の確かさを
実感しました。
日々の臨床での新しい発見に喜び、
もっと良くならないか ? という、自分への
チャレンジを繰り返しているうちに、
オステオパシーと出会ってからの
26年間は、あっという間に過ぎていきました。
*
『 楽になりました 』
患者さんからこの一言を聞くたびに、
この仕事を選んで良かった、という喜びが
湧いてきます。
と同時に、オステオパシーの治療師として、
もっともっと上を目指さなければ、と
身が引き締まります。
また、定期的にオステオパシーの治療を施す事で、
健康で、かつ、同年代の中でも若々しい
両親の姿を見る度に、 オステオパシーに出会えた事に、感謝の
気持ちで一杯になります。
*
『 フランス“A.T.スティル・アカデミー”のオステオパシー教育 』
今から16
年前の2009年から、5年間、
フランスのオステオパシーの教育を
現地のオステオパシー・ドクターから
受けました。
フランスの正規カリキュラムによる、
5年間の専門教育を受け、
おかげさまで、2014年9月・フランスでの
最終試験に合格し、
“Diploma of Osteopathy”(フランスの
オステオパシー資格取得者)を取得する
ことができました。
*
また、2017年に、
フランスのA.T.スティル・アカデミーの
論文委員会の論文審査を経て、
オステオパシーの論文を作成、
おかげさまで、2018年3月、
フランスから3名の試験官が来日して
おこなわれた口頭試問に合格し、
フランスのオステオパシー資格の
最高峰である、
Ostéopathe D.O.の称号(タイトル)を
獲得することができました。
*
これからも、より高いレベルで
皆様の健康回復のお手伝いができるよう、
日々、精進してまいりますので、
よろしくお願い致します。
-すべては、オステオパシーの治療を必要としている方の為に-
オステオパシー・クリニーク さかもと治療院
坂本 淳
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