●産前/産後のお母さんへ
オステオパシーは、産前/産後の女性のからだの
バランスを整え、母体や胎児にかかる負担を
軽減します。
*
スムーズで自然な分娩を促し、産後の骨盤が
正しい位置に戻るのを、優しく手助けします。
出産前のお母さんのからだは、
ホルモンの働き
によって、
骨盤の靭帯や、仙腸関節、恥骨結合がゆるみ、
出産の時に骨盤が広がりやすくなるように
準備しています。
赤ちゃんを産んだ後、お母さんの骨盤は、徐々に
元の状態に修復されていきます。
しかし、正しい位置に戻らなかった場合、
からだの重心バランスや、骨盤内臓器の循環を変化させ、
産後の腰痛や、婦人科系のトラブルを起こす事があります。
・骨盤を支える、靭帯(じんたい)
・骨盤の機能維持に重要な、仙腸関節と恥骨結合
・子宮や卵巣などの、骨盤内臓器の循環
・骨盤底筋のバランス
出産の前後に、このような骨盤の内・外の環境を
きちんと整え、お腹にかかる圧力を均等にしておく事は、
母体や胎児にかかる負担を軽減し、自然でスムーズな
分娩を助けます。
また、産後の骨盤が正しい位置に修復されるのを
優しく助け、お母さんの健康にも大きく貢献します。
骨盤の重要性にいち早く気づき、臨床研究を重ねてきたオステオパシー |
オステオパシーは100年以上前から、
骨盤の治療をおこなっており、
多くの患者さんを助けてきました。
長い間、骨盤について医学的な臨床研究を
続けてきた結果、オステオパシーは、
● 骨盤の解剖・生理と、その機能
● 骨盤の機能障害が、からだに与える影響
● 骨盤の機能障害の、見付け方
● 安全で、効果の高い、骨盤の治療法
など、
骨盤についての臨床における様々なノウハウと、
高い治療実績を持っています。
産後に、お母さんのからだをリセットする事の重要性 new ! |
産後のお母さんは、出産という大仕事を
した後、
産後のからだを、リセットする間もなく、
懸命に赤ちゃんを育てています。
*
そんな、お母さん達の、からだを診させて
いただくと、
そのからだの状態に、びっくりさせられる事が
あります。
*
具体的な例をあげてみると、

骨盤の恥骨や仙腸関節が、大きくずれたまま、
産後の腰痛に苦しんでいる方、
産前/産後に、骨盤内の膜の環境が変わった
結果、子宮や卵巣の循環に、問題をおこ
している方、
*
長時間、抱っこを続けた結果、肩や肘、
手首の関節に負担がかかっている方、

出産時の腹圧の増加によって、頭蓋の
髄膜が影響を受け、産後の頭痛に
悩まされている方、
*
脊椎や肋骨、骨盤、尾骨の歪みにより、
交感神経節が、常時刺激を受け続け、
自律神経系のバランスを崩している方、
etc.・・・
*
以上は、ほんの一例ですが、
産後のお母さんの中には、このように、
“べストとは言えない、からだの状態で、
懸命に赤ちゃんを育てているケースも
多い”のです。
そんなお母さん達を診て、
“せめて、少しでも健康なからだの状態で、
子育てをしてもらえたら、、、”
と強く思いました。
*
この体験こそが、
当院が、特に“産後のお母さんの治療”に
力を入れている、大きな理由となっています。
*
残念ながら、現在の日本では、
“産後に、お母さんのからだを
リセットする”
という概念自体が希薄なのが現状ですが、
オステオパシーを通じて情報を発信し、
こういった考え方を、社会に浸透させて
いけるよう、
これからも日々の診療に、精進し続けたい
と思います。
● 基本治療 ・・・6,000円
(治療頻度の目安)
急性の痛み 1か月に1~2回 (*最大でも3回くらいまで)
慢性の痛み 1か月に1~2回くらいまで
*患者さんのからだが、本当の意味で治癒し、回復する
ためには、治療の後に、充分な回復期間を与える必要
があります。
*その為、オステオパシーでは、治療の後に1週間~10日、
あるいは、2週間ほど回復期間をおき、
からだを1段階回復させてから、次の第2段階の治療に
入るのが一般的です。
*慢性の症状や、からだの状態によっては、3週間~
4週間ほどの回復期間をとっていただく場合もあります。
上記の理由から、当院では「毎週定期的に」という
ご予約は、お断りさせていただいております。
*ただし、例外として、急性期で痛みの強い場合は、
1週間以内に来院していただいてもかまいません。
また、からだの状態により短期間にまとまった治療が
必要な場合は、1週間以内に次の治療に入る事もあります。
● 基本治療 + 【頭蓋仙骨治療】 ・・・10,000円
(【頭蓋仙骨治療】の治療頻度の目安)
通常、1~2カ月に1回で充分です。( *最大でも1か月に2回くらいまで )
*【頭蓋仙骨治療】は予約枠に限りがある為、
ご希望の方は必ず、ご予約時にお申し付けください。
*【頭蓋仙骨治療】の詳細は、こちらをご覧ください。