オステオパシーは、優しい手技で、からだに備わる治癒力を手助けし、赤ちゃんや小児、産前/産後の女性の健康増進にも大きく貢献します。 オステオパシ-・クリニ-ク さかもと治療院-Clinique Ostéopathique- “からだは自己治癒力を持っている” “症状にとらわれず、真の原因を見付けて治療し、あとは、からだにまかせなさい” / A. T. スティル ( 医師・オステオパシー創始者 ) |
《小児科で風邪の薬を処方され服用中》
*
《 オステオパシーの診断で見つかった機能障害 》
・左股関節の筋膜のねじれによる、
左股関節周辺のリンパ液のうっ滞
・右側頭骨の前方回旋による、
右耳の中の迷路(めいろ)動脈の緊張
*
このお子さんは、左股関節の筋膜が
ねじれている為に、
左股関節部のリンパ管が引っ張られ、
左太ももの付け根に、リンパ液が
うっ滞してしまっている。
*
リンパ液のうっ滞は、左股関節の筋膜を、
さらにねじれさせ、
筋膜を通した下からのねじれの力は、
右の側頭部にまで達している。
*
右の側頭骨に下からねじれの力がかかり、
耳の中に血液を供給する、迷路(めいろ)
動脈が強く引っ張られていた。
*
《 オステオパシー治療の内容 》
①左股関節の筋膜のねじれをリリースし、
リンパ管を開いて、
左股関節にうっ滞しているリンパ液を
流す。
この時点で、右側頭部へ達していた、
膜の引っ張りがゆるむのを感じる。
*
②次に、【頭蓋仙骨治療】で、右の側頭骨
の歪みを治療。
③最後に、耳の中の迷路動脈を開放して、
耳の血液循環を回復させ、治療終了。
*
*お母さんに、からだの循環は、治療の後
少し遅れて回復してくる事を説明。
2、3日様子を診るように伝える。
後日、再度来院された時に症状を伺うと、
治療当日の夜は症状は変わらなかった様子。
しかし、治療の翌日からピタッと夜泣きが
無くなり、耳をかゆがる動作も見られなく
なったとの事。
2回目の治療では、肋骨のねじれと、それに
伴う、腋の下のリンパ液のうっ滞を検出。
同部位を治療して治療終了。
*
赤ちゃんや小児の場合は、泣く事で自分の
不調を訴えるしかありません。
様子がおかしいと思った時は、まずは、
専門のドクターの診察を受けましょう。
*
医学的な検査でも問題が無い場合、
この症例のように、
“赤ちゃんや小児のからだや頭蓋骨に、
力学的なストレスがかかる事で
からだの働きがうまくいかなくなり、
それが原因で、不調を訴えている”
ケースが、あります。
*
赤ちゃんや小児の成長の早い段階から、
からだや頭蓋骨の、構造的な問題を
チェックし、
“神経や血液・リンパ液の正常な循環
を回復しておく”事は、
赤ちゃんや小児の、健康の回復や
健康の増進に、大きく貢献します。
*【頭蓋仙骨治療】の詳細は、
【頭蓋仙骨治療】をご希望の方へをご覧ください。
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